学校給食の食べ残しと「あるもの」との相関関係を知っていますか?

小学校時代、学校生活の楽しみの一つだった給食。
カレーライスや唐揚げなど献立が好物だと、朝から学校に行くのが楽しみだったりしたものです。

しかし、食育と栄養バランスが大事な給食には様々な献立が必要なので、ときには苦手な食材が出るなどして、食べ残しが出てしまうことも。

フードロスに関心が高まっているなか、そんな給食の食べ残しをなくそうという取り組みが始まっています。

栄養バランスがよいと言われている学校給食

毎日食べている給食は、栄養士さんにより子どもに必要なエネルギーの約3分の1がとれるよう考えられ、主食であるごはんやパン、主菜である魚や肉などのたんぱく質、副菜である野菜やきのこ、海藻、いも類、牛乳や乳製品、果物が揃った栄養バランスのよいものになっています。

学校給食が始まった戦後まもなくの頃は、パンと牛乳に副食といったメニューでした。
1976年頃から米食が導入され、給食は一汁三菜の和食の食習慣や、その土地でとれる食材を使った食文化を体験するなど食育という重要な役割をも担うようになりました。

「魚」と「野菜」は嫌いな子どもが多い

おいしくて、栄耀バランスのよい給食。
しかし、いつも子どもたちに人気の献立ばかりとはいきません。

食べ残しの多い献立のトップは野菜料理で、続いて魚料理といわれています。
食事の欧米化や、「中食」とよばれる出来合いのお惣菜やお弁当で食事を済ませ、家庭での調理が減っている昨今、子どもたちの嗜好も変わり、肉や揚げ物を好む傾向がみられるようです。

また、よく食べる子もいれば食の細い子がいるのは当たり前。
しかし、給食は時間が限られ、一律に同じ量が盛り付けられている現状も、食べ残しにつながっているようです。

給食のフードロスは年間で児童一人あたり約17キログラムといわれています。

栄養不足は学習能力にも直結?

野菜には、キャベツやピーマンなどに含まれているビタミンCや、緑黄色野菜に多いβ‐カロテンなど、成長や免疫力向上のために必要なビタミンなどが豊富に含まれています。

そのほか、野菜にはおなかの調子を整える食物繊維や、血圧を下げる効果のあるカリウムも多いため、野菜が不足しがちになると、体調不良により毎日の生活に支障をきたすことにつながりかねません。

また、魚に含まれているDHAは、神経細胞の情報伝達をスムーズにし、脳細胞の活性化に関わる栄養素で、記憶力や学習能力などの認知機能によい影響をもたらすといわれています。

DHAは体内では産生できないため魚などから摂ることが大切になってきます。
また魚に含まれているEPAも体内でDHAに変わるため、DHAを補うために必要な成分です。

そのため、給食での野菜や魚料理の食べ残しが多い現状は、子どもたちの体調ばかりか学力にも悪影響を及ぼす可能性があるのです。

バランス良く楽しく食べる食育を

給食の食べ残しを防ぐため、最近では自分の食べる分だけ盛り付けたり、給食時間を長くするなどの取り組みもはじまっています。

都内で行われた食育の授業で搾乳体験をしたところ、牛乳の飲み残しが減ったという事例もあり、食についての知識を学ぶことはフードロスの削減に一役買うようです。

給食には日本人に不足しがちなカルシウムが豊富な牛乳がついています。
牛乳はカルシウムだけでなくたんぱく質やミネラルなど、成長期に欠かせない栄養が多く含まれているため、給食では残すことなく摂りたい食材の一つです。

しかし、給食の目的は栄養を補う以外に、食材や料理に関心を持ったり、学校を楽しくする意味もあるでしょう。
完食だけを目的とするのではなく、食べることは楽しいと感じることで、将来栄養や食に関心を持つ大人になってくれると良いですね。

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