知っておきたい!年齢と共に低下するカルシウムの吸収率について

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女性は閉経を迎えるとカルシウム不足が顕著に

食事から摂取したカルシウムは十二指腸や小腸といった腸管から体内に取り込まれます。腸管でのカルシウム吸収率は、十二指腸や小腸の入り口部分である空腸がもっとも高いと言われています。
それでも吸収しきれなかったカルシウムは、その先の回腸でしみ込むように吸収されます。
こうした腸管での吸収率は、乳幼児で65~75パーセント、成人で30~40パーセントです。
さらに年齢が上がりシニアではガクッと低下し、20パーセント台まで落ち込んでしまいます。

吸収率低下の原因は胃液やホルモンの変化など

年齢が上がるとカルシウムの吸収率が低下するのは、カルシウムの化合物の溶解に必要な胃液が、年齢とともに少なくなる上に、胃液の酸性の程度を示す「pH」が低くならず、消化が進みにくくなるためです。
また、カルシウムを血液に輸送する腸管粘膜の機能の低下や、カルシウム吸収率を促進するビタミンDの効果が発揮されないなどが原因です。

特に女性は50歳前後に閉経を迎えると、卵胞ホルモンの分泌が急速に低下するため、カルシウム不足が目立つようになります。卵胞ホルモンは、腸管でのカルシウム吸収に役立つようビタミンDの形を変えたり、骨を形成する骨芽(こつが)細胞を助けたりする働きをしています。
また、骨を破壊(溶かして吸収する)する破骨(はこつ)細胞や、その働きを支えるホルモンを抑える作用をします。

この卵胞ホルモンの量が、閉経期を境にそれまでの10分1以下に激減することで、50代を過ぎると全骨量に対して年間3パーセント近いペースで骨量の減少が進むのです。

加齢による様々な身体の変化が骨にも大きな影響を与えています。
健康診断などで骨密度を測る機会がある方は少ないと思いますが、骨も確実に変化しています。
是非、骨の健康にも目を向けてみて下さい。

「骨太な未来プロジェクト」は、人生100年時代の今、子どもから大人まで、 元気で活発な日本にしていきたいという思いから、やりたいことに挑戦する人を骨の健康を通じて応援するプロジェクトです。

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