極端なダイエットは、骨の健康を損なう可能性が!

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ダイエットのやりすぎは、エストロゲンを減少させる

現在、ダイエット中!という方もいらっしゃると思います。成長期の10代で54%、ピークの30代は74%の方に“ダイエットの経験あり”というデータがあります。
極端な食事制限による間違ったダイエットは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンを減少させる恐れがあります。生理不順や無月経を引き起こしたり、エストロゲンによって抑えられていた破骨細胞の過剰な働きに歯止めがきかなくなり、結果として年齢に関わらず骨密度の低下を引き起こしてしまう可能性があります。
女性が閉経を迎えると、エストロゲンの減少により骨粗しょう症になりやすくなる“閉経後骨粗しょう症”と同様の状態になってしまう訳です。
骨粗しょう症の患者(約1,300万人)の75%が女性というのも、女性ホルモンの減少による要因が大きく影響していることがよくわかります。

骨の健康には、食事・運動・日光浴と適切な睡眠を

小学生の頃からダイエットをした場合、約半数が「骨密度の低い人」となり、また、女子学生(20歳まで)で3回以上ダイエットをした人の5人に1人が「50~60歳代の骨密度」であるというデータもあります。ダイエットはバランスの良い食事と適度な運動や日光浴、適切な量の睡眠を心がけ、骨まで痩せてしまうことがないように充分注意しましょう。

骨密度低下は、高齢の方に限った問題と思っている方も多いと思いますが、このように若くても骨密度が低下するリスクがあります。 

「骨太な未来プロジェクト」は、人生100年時代の今、子どもから大人まで、 元気で活発な日本にしていきたいという思いから、やりたいことに挑戦する人を骨の健康を通じて応援するプロジェクトです。

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