筋トレだけで大丈夫?アスリートが知っておきたい骨のこと

FacebookTwitter

アスリートこそ「骨を鍛える」

骨は、私たちの身体を支える土台です。建物も土台がしっかりしていないと振動に弱いのと同様、体も骨が脆いと衝撃に耐えられず、折れたり亀裂が生じたりします。

ましてや、スポーツ選手であれば、一般の方以上に骨の強さが求められます。スポーツ時の骨への負担は決して小さなものではありませんが、運動するにあたり、「骨を鍛える」ことは軽視されがちです。

鍛えられていない骨は、筋力不足と同様、ケガやパフォーマンスの低下をもたらします。また、骨折によってボディバランスが崩れ、選手生命が絶たれたアスリートも少なくありません。

アスリートと骨粗しょう症

運動は骨に関係する細胞に刺激を与え、骨を強化する効果があります。しかし、それだけでは不十分です。運動によって骨を鍛えるのと併せて、カルシウムなどの栄養素を補給することが必要です。

ただ、運動で汗を大量にかけば、骨の材料となるカルシウムは流出します。また、疲労による胃腸の吸収力低下や、水分補給による尿量の増加などで、運動時にはカルシウムを失う機会が多くなります。

さらに減量目的で過度な食事制限を行うと、骨に十分な栄養素が行き渡らなくなったり、減量のストレスからホルモンバランスが乱れてエストロゲンの減少を招き、疲労骨折や骨粗しょう症のリスクが増加します。

アスリートは筋肉を鍛えることばかりが重要視されがちですが、骨は目に見えないからこそ、ケアに十分注意を払う必要があります。筋力+骨のダブルケアが、ライバルに差をつける秘訣になるかもしれません。

「骨太な未来プロジェクト」は、人生100年時代の今、子どもから大人まで、 元気で活発な日本にしていきたいという思いから、やりたいことに挑戦する人を骨の健康を通じて応援するプロジェクトです。

コラム記事ランキング

あわせて読みたい

骨のケアには
食事+運動と日光浴!

骨の健康を維持・強化するために、カルシウムの摂取はとても大切です。
カルシウムは、体内に吸収されにくいため、摂取されても多くは排出されてしまいます。意識して食事からカルシウムを摂取する。そして、体内に吸収、定着しやすくするために日光浴、バランスの取れた食事、適度な運動も大切です。

骨代謝を改善し
手軽に骨ケア
「MBP」とは

「MBP」は、牛乳にわずか0.005%しか含まれていない希少なたんぱく質です。骨をこわす力とつくる力のバランスを調整して、骨の新陳代謝を改善してくれるのが「MBP」なのです。

おすすめリンク

プロジェクト推進