骨は日々、生まれ変わっています。突然過ぎて驚かれた方もいるかもしれませんね。
骨というのは、生まれたときの骨が成長に伴って大きくなるだけではありません。
白くて硬い骨は変わらないように見えますが、実はとても柔軟な組織です。
成長にともない骨が伸びるのも、折れた骨が元に戻るのも、それは骨が生きている証拠。
それが骨の新陳代謝です。
しかも、骨の新陳代謝には古い骨を壊す細胞と、新しい骨をつくる細胞の2つが関わっています。骨を壊すと聞くと「えっ!?」と思うかもしれませんが、実はそれが重要なのです。
今回は、成人してもからも約3年のサイクルで新しい骨に生まれ変わるその仕組みについて、詳しくみていきましょう。
骨は約3年で新しい骨に生まれ変わっている!
「骨の生まれ変わりのサイクル」に関わるのが、骨を壊す「破骨細胞」と骨をつくる「骨芽細胞」です。
- まず、破骨細胞が古い骨のカルシウムやコラーゲンを酸や酵素で溶かします(骨吸収)。
- 次に骨芽細胞がコラーゲンをつくり出し、カルシウムを付着させる「のり」となるたんぱく質を塗っていきます(骨形成)。
- ここに血液中のカルシウムが付着し、新しい骨ができるのです。「MBP」は骨の新陳代謝に大きく関与します。
「MBP」は「骨をつくる力」をバランスよくサポートする
健康な骨づくりには、骨芽細胞と破骨細胞がバランスよくはたらくことが大切です。
「MBP」の特長は、骨芽細胞を増やし破骨細胞の働きを調節すること。
ダブルの働きで、「骨をつくる力」をサポートします。
1.骨をつくる骨芽細胞を増やす
「MBP」は骨芽細胞を増やし、その働きを活発化させます。骨芽細胞が活発にはたらくと、コラーゲンの産出が促され、骨にカルシウムが付着しやすくなるのです。
2.骨を壊す破骨細胞の働きを調節する
破骨細胞の働きはホルモンの影響を受けています。ホルモンバランスが崩れると、必要以上に多くのカルシウムを溶かし出してしまいます。「MBP」は破骨細胞の過剰な働きを抑え、カルシウムが骨から過剰に溶け出すのを防ぎます。
つまり、「MBP」は骨の細胞に直接働きかけることで、「骨をつくる力」を活発にしてくれるのです。