年齢を重ねてもきれいでいたいと思ったり、元気に過ごしたいと思ったり、それぞれの理由でダイエットに挑戦します。
けれど、なかなかうまくいかないという声もよく聞きますよね。
なぜうまくいかないのでしょうか?
どうやら、ダイエットがうまくいかない人には共通することがあるようです。
一緒に見ていきましょう。
痩せたい願望が強すぎると身体に負担がかかることも!
多くの女性たちが一度は挑戦したことのあるダイエット。
中には何度も挑戦しているという方も多いのではないでしょうか。
けれどダイエットに励んでもなかなか体重は落ちず、ダイエット方法に悩んでしまうこともあります。
体調や体重の管理にストイックな女性アスリートが、減量のために下剤を飲みすぎて倒れたというニュースもありました。
過度なダイエットは健康問題のリスクを高めてしまう
極端に食事量を減らす、減量目的で下剤を使うなど、過度なダイエットは様々な体調不良をもたらしてしまいます。
手っ取り早く体重を落とすためには、摂取カロリーを少なくすれば良いと考えてしまうものです。
けれど、それもいき過ぎてしまうと危険。摂食障害である「拒食症」や「過食症」を招く恐れがあります。
摂食障害が慢性化すると無月経や低血圧、不整脈などさまざまな健康障害を招くことにもつながりかねません。
女性ホルモンが減ると骨密度も減る?!
健康問題のリスク要因のひとつに、女性ホルモンの減少が含まれます。
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があり、いずれも卵巣から分泌されるホルモンです。
エストロゲンは美肌をつくるのに欠かすことができず、骨の健康維持にも大きな働きをします。
プロゲステロンは主に妊娠期間に欠かすことができない女性ホルモンです。
ここで注目したいのがエストロゲンの減少です。過度なダイエットによりエストロゲンが減少すると、髪や爪に艶がなくなり肌の不調も感じやすくなります。
さらに、骨密度が減るリスクも見逃せません。
成長期が終わると身長は伸びなくなりますが、骨の新陳代謝は一生続きます。古い骨は壊れ新しい骨がつくり出されるのですが、エストロゲンの分泌量が減ってしまうとこのサイクルが乱れてしまうのです。
すると新しい骨がつくられるよりも古い骨が壊される作用が強くなってしまいます。その結果、骨密度が減り「骨粗しょう症」になるリスクが上がるのです。
骨粗しょう症になるとほんのわずかな衝撃でも骨折することがあります。通常ほとんど自覚症状がないため、知らない間に進行していることも。骨粗しょう症はシニアだけの問題ではないのです。
ダイエットがうまくいかない人は無理をし過ぎる
ダイエットがうまくいかない人に共通することは、無理をし過ぎるということです。
極端に食事量を減らしたり、カロリーを気にして好きでないものばかり食べようとしたり。
その結果、体調を崩してダイエットを続けられなくなることもあれば、我慢していた反動でたくさん食べてしまうこともあります。
キレイでいたい、元気に過ごしたいという思いから始めたダイエットも、髪や肌、健康に悪影響が出るようでは本末転倒。
「健康的にキレイになる」ということを忘れずにいたいですね。特に爪や髪、肌や骨に影響を与える女性ホルモンの減少には気をつけたいところです。
エストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンや、骨の新陳代謝のバランスを保つ「MBP」を積極的に摂取し、栄養バランスの良い食事でカラダを上手にサポートしましょう。
まとめ
ダイエットを成功させるには、無理をするのではなくカラダを上手にサポートすることが大切です。
やみくもに摂取カロリーを押さえるのではなく、栄養バランスの良い食事を意識しながら大豆イソフラボンや「MBP」を積極的に摂取しましょう。
適度な運動も取り入れながら無理のない範囲で健康的に気持ちよくダイエットしませんか?