妊娠・授乳期に骨密度低下。骨もアンチエイジングが必要?

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女性の骨量のピークは10代後半 若い時から骨の貯金を

骨量という言葉を聞いたことはありますか?これは骨の中に含まれるカルシウムなどのミネラルとコラーゲンの量を指します。骨の主成分であるカルシウムが多いこと、つまり骨量が多いことは、強くて丈夫な骨の必須条件になります。
ちなみに、骨密度とは単位面積あたりの骨量のことで、骨粗しょう症の診断基準にもなっており、骨密度と骨量は同じ意味で使われることが一般的です。さて、その骨量ですが、女性は10代後半でピークを迎え40代半ばから減少し始めます。若い頃からカルシウムを意識的に摂取するなど、骨へのケアが必要です。

カルシウム不足で産後、骨粗しょう症にも

なかでも注意したいのが、妊娠・授乳期です。この時期はカルシウムを大量に消費します。授乳期は母乳を通して赤ちゃんにカルシウムを与え続けなくてはならないだけでなく、出産後は、骨密度の減少を抑える女性ホルモンの分泌が急激に減少します。骨密度は一時的に低下しますが、授乳期を終え、しばらくすると元に戻るといわれます。

しかし、過去に無理なダイエットや偏った食生活などでカルシウムなど骨の健康に関係する栄養が不足していると、出産後に骨粗しょう症を招くおそれがあります。産後は育児に手いっぱいで自分の健康は後回しになりがちですが、赤ちゃんとたくさんスキンシップをとるためにも、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

歳を重ねても強くしなやかで、魅力的な女性でいるために、少しでも早く骨のアンチエイジングを始めましょう。

「骨太な未来プロジェクト」は、人生100年時代の今、子どもから大人まで、 元気で活発な日本にしていきたいという思いから、やりたいことに挑戦する人を骨の健康を通じて応援するプロジェクトです。

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