生活から考える「日本人の骨」

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日本の水は軟水なのでミネラルが少ない

私たち日本人は「骨の健康」にとってどういった環境変化の中で暮らしているのでしょうか?
骨と聞いてまず思い浮かべる栄養素がカルシウム。ところが日本人の場合カルシウム摂取量は欧米人に比べて少ないことが分かっています。
理由のひとつとしてあげられるのは、飲み水の違いです。日本の水道水や国産のペットボトル入りミネラルウォーターの多くはミネラル(カルシウムとマグネシウム)類の少ない軟水(硬度100mg/L未満)が使われているため、ミネラル類が豊富な硬水(100mg/L以上)を利用している欧米に比較すると、カルシウムがとりにくい環境にあると言えます。

乳製品の摂取が少ないのもカルシウム不足の一因

次にあげられるのが乳製品の摂取量の違いです。カルシウムを豊富に含み、しかも吸収率が良い牛乳などの乳製品の摂取量が欧米人に比較して格段に少ない傾向にあります。
こういった食生活や環境が日本人のカルシウム不足に大きく影響しているようです。
一方、骨をつくるもうひとつの大事な栄養素であるビタミンDについては、脂肪性の魚(サケ、マグロ、サバなど)が食卓に上る日本では、摂取する機会が欧米に比べて多いと言えそうです。しかしながら、近年の食生活の変化により、魚の摂取量は減少の傾向にあります。
ビタミンDを豊富に含む魚やキノコなどを積極的に摂るようにしましょう。

過度なダイエットは骨に悪影響を与える

また、近年の日本では、幅広い年齢層で体重コントロールのためのダイエットなどが一般化しているため、若いうちからのカルシウム不足が心配されます。
美容目的のダイエットはどうしても不適切な食事制限をおこないがちです。その結果、若いうちから知らず知らずに骨に悪影響を与える機会が増えていると考えられます。

骨は毎日新陳代謝を繰り返して生まれ変わっています。私たちの置かれている環境や食習慣を正しく理解し、一日一日気長に「コツコツ」と骨とお付き合いしていくことが大事なのでしょう。

「骨太な未来プロジェクト」は、人生100年時代の今、子どもから大人まで、 元気で活発な日本にしていきたいという思いから、やりたいことに挑戦する人を骨の健康を通じて応援するプロジェクトです。

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