男性も骨粗しょう症になるの?

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実は骨粗しょう症患者の4人に1人は男性

骨粗しょう症は女性固有の症状と思われがちですが、実は患者の4人に1人は男性と言われています。「骨が弱くなり、容易に骨折するようになってしまう状態」の総称を骨粗しょう症と呼びますが、その原因はさまざまです。

骨密度だけでなく骨質にも注意が必要

骨の強度は、「骨密度(カルシウム等)」だけでなく「骨質(コラーゲン)」も関与しています。

骨粗しょう症は、加齢や女性閉経後のホルモンバランスの変化による「骨密度(カルシウム等)」の低下によるものが大半です。しかし糖尿病などの生活習慣病による「骨質(コラーゲン等)」の劣化によって引き起こされる骨粗しょう症が、近年男性を中心に増加していると言われています。骨質が劣化すると骨の弾力が失われ、骨折しやすくなってしまうのです。つまり骨の骨密度が高い状態であっても骨質が劣化していると、気づかないうちに骨粗しょう症になってしまう可能性があります。

運動やバランスの良い食事で骨質の劣化を防ぐ

骨質の劣化を防ぐには、適度な運動や禁煙、バランスの良い食事といった生活習慣の改善が必要です。運動ではジョギングやウオーキングなどの骨に負荷のかかるものがオススメです。食事はたんぱく質やビタミンB6を多く含むマグロ赤身や大豆、ビタミンB12を多く含む牛レバーやアサリ、葉酸を多く含むアスパラガスやブロッコリー等を摂ることが効果的であると言われています。骨の強度は骨質と骨密度で決まります。それぞれに配慮した生活や食事をこころがけ、骨の健康に気をつけましょう。

「骨太な未来プロジェクト」は、人生100年時代の今、子どもから大人まで、 元気で活発な日本にしていきたいという思いから、やりたいことに挑戦する人を骨の健康を通じて応援するプロジェクトです。

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